森林整備事業

日本の国土の3分の2を占めている森林ですが、森林には『二酸化炭素の吸収』、『酸素・水・木材の安定供給』、『土砂災害の防止』、『生態系の保全』など人の生活に欠かせない大事な役割があり、その森林を健全に育てていくためには間伐などによって定期的に森林をメンテナンスし、樹木の育成を促したり、森林の荒廃を防がなければいけません。

当社ではこれらの森林整備の意義を踏まえ、国有林・民有林に対して間伐などを実施することにより残存木の成長を促し我が国の豊かな森林づくりに貢献し、国民生活の基盤となる森林の持つ多様な機能の維持に努めています。

また、必要に応じ植林作業を実施することで木材の安定的な供給を図り、永続的な森林環境整備に向けた取り組みも行なっています。


 

急傾斜地での作業がある林業にとって、労働災害の軽減というものは常に意識をしていかなければならないことです。

当社では、グラップル・プロセッサー・スイングヤーダ・ハーベスター等の高性能林業機械による作業に加え、最新の架線集材システムなど新技術の導入を積極的に行ない、人にかかる作業の負担を減らすことで生産性の向上、労働災害の軽減に努めています。


 

当社では、新たにドローンを用いたリモートセンシング技術を導入し、画像解析により作成した高精度な山林の3Dモデル・オルソ画像を山林現況や施業実行状況の確認に活用するなど、資源調査の省力化、施業の見える化に取り組んでいます。


森林整備は急傾斜地での作業を要し、また樹木を伐採するための機械を使用するという性質上、常に安全を最優先に考えての作業を要します。
当社では以下に掲げる三か条を安全基本精神とし、労働災害の防止に努めています。